DDR5の電圧表記について

DDR5の電源パフォーマンス効率化に伴う変更点

DDR4まではメモリーモジュール(=DIMM)に給電される電圧がそのままDRAMチップに供給されており、DIMMの動作電圧=DRAMの動作電圧となっていました。
しかし、DDR5からはDIMMに給電された電圧が新しく搭載されたPMICを介してDRAMに供給されますので、DIMMの動作電圧≠DRAMの動作電圧となります。

UDIMMの場合、DIMMには5Vが給電され、PMICを介してDRAMに1.1Vが供給されます。(=VDD:1.1V)

DDR5の電圧表記について

新搭載 PMIC (パワーマネージメントIC)について

DDR5から新しくPMICというIC部品がメモリーモジュールへの電源を効率的に管理するために搭載されました。
電源が効率化されたことで電源供給が安定しノイズの低減、高い周波数の製品に対応し、データの転送レートの高速化に成功しています。

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